デュシタニ京都は2023年9月 に京都市内で開業予定です。
2020年11月2日、タイ バンコク – タイのホテル・不動産開発業界の大手であるデュシット インターナショナルが、地域に根ざした不動産開発を手掛ける安田不動産株式会社と、最高級ホテルブランドであるデュシタニ京都のマネジメント契約を締結しました。同ホテルは、日本初のデュシットブランドのホテルとなります。
デュシット インターナショナルの子会社で東京に拠点を置くD&J株式会社により締結されたこのホテルマネジメント契約は、雇用の創出、地域経済への貢献、責任ある観光(Responsible Tourism)を推進し、地域コミュニティに長期的な価値をもたらすという、デュシットの持続可能な拡大への取り組みを体現するものです。
本計画は、京都駅からはわずか850mの本願寺門前町と呼ばれる賑わい溢れる京都の中心部に建設が予定されており、4階建て、約150室の客室で構成される予定です。施設内にはタイをテーマにしたオールデイダイニングのレストラン、和食レストラン、ロビーラウンジ & バー、ファンクションルーム、フィットネスやウェルネスアクティビティのための設備が整ったヘルスクラブが併設される予定です。
本ホテルからは、東本願寺、西本願寺(ユネスコ世界遺産)、京都タワー、京都水族館などの近隣観光地に容易にアクセスすることができ、また、京都を代表する芸者の街である祇園までは電車で10分、「京都の台所」として知られるショップやレストランが建ち並ぶ錦市場までは15分でアクセス可能です。
2019年には8,791万人が京都を訪れており、2018年から286万人増加しています。COVID-19の感染拡大防止のため、世界的な観光が停滞する中、デュシットの経営幹部は、再び日本への観光が可能となれば、京都は主要観光ハブとしての地位を近いうちに取り戻すことを予測しています。
デュシット インターナショナルCEO、スパジー・スタンパン氏は、次のように述べています。「弊社は、上品なホスピタリティに着想を得た個性的なタイブランドを安田不動産株式会社と共に日本で初めてご紹介できることを光栄に思います。持続可能な拡大という弊社の戦略を継続するということで、デュシタニ京都の契約は弊社にとっての大切な節目となります。この契約は、日本の観光市場の強味や忍耐、そして現在の困難な状況が過ぎた後の回復力への弊社の自信を強調することにもなります。京都は、豊かな歴史、遺産、文化に溢れた素晴らしい場所です。それらを弊社の運営に融合し、すべての関係者の皆様に長期的な価値を最大限にご提供できることを楽しみにしております」
安田不動産株式会社 代表取締役社長である中川雅弘氏は、次のように述べています。「弊社は、文化・自然の歴史や伝統を大切にしながら、将来にわたり社会的・経済的な価値をもたらす不動産開発を手掛けてきたと自負しております。その地域ならではのデザイン、そしてタイと日本のおもてなし文化が融合した他に類を見ないデュシタニ京都は、非常に特別な滞在体験を提供することとなるでしょう。この素晴らしいプロジェクトにおいて、デュシット社と提携できることを喜ばしく思います。」
デュシット インターナショナルの不動産ポートフォリオは、現在339のプロパティで構成されており、14か国で6ブランドを運営しています。同社は日本に既にエリートヘブンズを通して進出。エリートヘブンズは、アジアで高級バケーションレンタルを提供する大手で、ニセコのスキーリゾートの別荘を運営しています。